それゆえに、情報商材ビジネスを始めようと思ってもどうすれば良いか分からなかったり、何から始めたら良いか分からず手が止まってしまったりする方も多いです。しかし情報商材ビジネスは完全に仕組み化が可能で、なおかつ仕入れ費用や在庫リスクも無いので、ビジネスモデルや正しい始め方を知ることで誰もが大きく稼ぐチャンスを手にすることが出来るビジネスでもあります。
そこで今回は、情報商材および情報教材のビジネスモデルを「マーケティング経路」と「商品コンセプト」という2つのポイントに分けて「図解」で解説していくと共に、今日から情報教材ビジネスを始めるためにはどうすれば良いのか?ということについても詳しく解説をしていきます。
この記事を読むだけで、あなたは情報商材ビジネスの全体像や儲かる構造はもちろん、始めるために今日から何をすれば良いのか?というところまで知ることが出来ます。私はこれまでに30以上もの情報教材を作成し実際に販売してきた実績があるので、情報商材ビジネスの構造や稼ぎ方を知りたいという場合や、これから情報商材ビジネスを始めてみようと思われている場合には、参考にして頂けるはずです。
1.マーケティング経路から追う「情報商材で儲けるビジネスモデル」図解!
情報商材で儲けるためのビジネスモデルは以下のようになっています。
ビジネスモデルを理解する時は以下の3点に注目すると分かりやすいので、上記の図がパッと見て分かりづらい場合はこの3点に注目して見てみてください。
- 「集客」はどこでしているのか?
- 「セールス」はどうやってしているのか?
- 「商品」は何なのか?
要は、情報商材ビジネスというのは、
- 自身の経験や知識を「PDFや動画」などにまとめておき(商品)、
- それに興味がありそうな人達をブログやSNSなどで集客し(集客)、
- 集客した人に対してメールを使って販売していく(セールス)。
こういうビジネスモデルになっているということです。
2.商品コンセプトの違いで追う「情報商材」と「情報教材」の明確なビジネスモデルの違い
ここまでは、情報商材を販売するためにはどこから集客して、どのような情報商材をどこでセールスをかけ販売していくのか?という「マーケティング経路」の部分のビジネスモデルに焦点を当てていました。次にお伝えするのは、そもそも「情報商材」と「情報教材」という2つのコンテンツの根本的なコンセプトとしてのビジネスモデルの違いです。
結論から言うと、我々は「情報商材」ではなく、「情報教材」の方を作成し、販売していくようにしましょう。というのも、情報商材と情報教材の2つは一緒にされがちですが、両者では販売しているコンテンツが全く違っているからです。それぞれ以下のような具合です。
情報商材と情報教材の大きな違いについて
例;「たった3つの住所にA4用紙を郵送するだけで毎月10万円稼げる方法を教えます」といった具合。そしてその内容はPDF2~3枚にまとめられており、その答えは「検査薬の被検体になると稼げます」という内容だったりする。
情報教材…「ノウハウ・やり方」を教えている
例;「月収30万円稼げるメルマガアフィリエイトのやり方を教えます」といった具合。そしてその内容は、数時間~数十時間にわたる動画や数百枚のPDFにノウハウやハウツーがしっかりとまとめられており、スキルアップしながら着実に稼ぐ技術を身に着けていくことが出来るようになっている。
上記の例をご覧頂くだけでも、この両者の内容が全く違うものであることが分かるかと思います。また、単純に「商材」と「教材」という単語で考えてみると、明らかに違う意味の言葉であることが分かりますよね。この2つの単語を辞書で調べてみると、以下のように載っています。
商材とは…
商品。売り物。多く、販売者の側からいう語。大辞林より
教材とは…
教育目的を達成するために、児童・生徒の学習に供する素材。カリキュラムまたは単元を構成する内容そのものをさすこともある。大辞林より
つまり、商材とはあくまでも「売ることを目的」とした言葉であり、教材とは「教えることを目的」とした言葉であるということです。
情報商材と情報教材のコンセプトにはこのような根本的な違いがあるために、それぞれの販売者の信念や目的や提供しているものも全く違うものとなっているのです。ゆえに、あなたが長く稼ぎ続けていきたいのであればお客さんに知識や技術を確実に与え、運任せでなくスキルや経験によって結果を出してもらおうとする「情報教材」を販売していくようにしていく必要があるということです。
当ブログでは、基本的には便宜上「情報商材」という呼び名で書いている記事も多いですが、その内容は「情報教材」のことを指しています。
3.情報商材ビジネスの始め方
情報商材ビジネスを始めるためには、大きく分けて以下の5ステップが必要になります。
情報商材ビジネスの始め方5ステップ
<step1>どんな情報商材を作るのかを考える
<step2>集客メディアを作り始める
<step3>メルマガ配信スタンドを契約しメルマガを発行し始める
<step4>情報商材のコンテンツを作る
<step5>販売ページ(セールスレター)を作る
この5ステップをこなすことで、情報商材ビジネスの「集客」「セールス」「商品」全てを完成させることが出来ます。それぞれ詳しく解説していきます。
3-1.<step1>どんな情報商材を作るのかを考える
まずは、どんな情報商材を作るのか?を考えます。そのためには、あなたがこれまでの人生で得て来た経験や知識には何があるかをとにかく紙に書き出してみましょう。書き出せたら、それぞれの分野において情報商材の需要があるのかを調べます。
情報商材の需要の調べ方は、情報商材専門のASPである「インフォトップ」で、どれぐらい情報商材の登録があるかを検索してみればOKです。ここで情報商材がそもそも1個も無いジャンルだったり、数個しか無いということであれば、そのジャンルは情報商材の市場でニーズが無いことが分かるので、選択してはいけません。情報商材の数や種類が多いジャンルを選択するようにしましょう。
⇒ インフォトップでその分野の情報商材の数を検索してみよう!
また、情報商材は「一流の方や大きな実績を持っている方しか作ってはいけないもの」と思っている方も多いですが、それは間違いです。情報商材というのはあくまで「あなたよりも技術が低く、知識も無い方」に対して教材を提供していくことになりますから、情報商材はどんな人であっても、どんなレベルの人であっても作れるものなのです。
3-2.<step2>集客メディアを作り始める
どんな情報商材を作るのか?をある程度固めたら、コンテンツを作り始める前に、まず集客メディアを作り始めていきます。集客メディアと言っても色々とありますが、メインは必ず「ブログ」です。なぜなら、ブログが最もターゲットとなる見込み客を集めやすいメディアであり、なおかつ一度アクセスの集まるブログを作れば集客が安定するからです。
ただそのかわり、ブログにアクセスを集められるようになるまでには時間がかかります。そのため、どんな情報商材を作るか?ということが大まかにでも決まったら、まずはブログを立ち上げ、あなたの作る情報商材に興味を持ちそうな人が集まる記事をアップしていくようにするというわけです。
また、情報商材を作る前にブログをやり始めることのもう1つのメリットは、まだあなたの中に、その分野に関しての知識や経験が無い状態だったとしても、ブログを書くために調べたり勉強したり実践をしていく中で、知識や経験を積み上げていくことが可能になるという点です。
3-3.<step3>メルマガ配信スタンドを契約しメルマガを発行し始める
集客用のブログを育てつつ、少しでもアクセスが集まって来た頃合いを見計らってメルマガを開始していきます。メルマガは前述した通り「セールス」で必要となるメディアですが、ブログのアクセスを「いつでも連絡が取れる読者」としてリスト化するためにも重要なものとなります。
そのため、アクセスが集まってきた時点でメルマガ配信スタンドを契約し、まずはメルマガ登録フォームをブログに設置しておきましょう。使用する配信スタンドは「マイスピー」がおすすめです。
3-4.<step4>情報商材のコンテンツを作る
ここまで出来て始めて、情報商材のコンテンツを作成していきます。これは以下の5ステップで作成することが出来ます。
情報商材コンテンツ作成の5ステップ
- ノートと付箋で商材のプロットをまとめる
- 教材名の決定
- コンテンツの作成形式を決める
- コンテンツ作成に必要なツールを揃える
- スライド動画・音声コンテンツ・PDFコンテンツそれぞれの作り方で作成する
ポイントは、プロット作成の時点でしっかりとコンテンツ内容を細かく決定しておくことです。これにより、コンテンツの作り直しが発生するリスクを最小限に抑えることが出来ますし、日をまたいでしまってもどんなコンテンツをあとどれだけ作れば完成するのか?が把握出来るようになるからです。
画像をお見せしながらの詳しいコンテンツ作成の手順については、別の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
3-5.<step5>販売ページ(セールスレター)を作る
コンテンツが完成したら、最後に情報商材を販売するための販売ページ(セールスレター)を作成します。このページを作ることにより、メルマガに登録してもらった見込み客に対して実際に販売をしていくことが可能になるというわけです。
セールスレターは、以下の7つの要素をベースに構成されています。
セールスレターを構成する7つの要素
- ヘッドライン
- 本文
- サブヘッド
- 商品概要
- 特典情報
- Q&A
- 申し込みフォーム(申し込みボタン)
これら7つの要素を以下のような具合で組み合わせて縦長のページを作成するイメージです。
この7つの要素それぞれについて、どのようなことに注意してどのように書けば良いのか?という部分については別の記事で説明していますので、セールスレターの詳しい書き方を知りたい場合にはこちらの記事をご覧ください。
ここまでをこなすことで、情報商材ビジネスを実際にスタートさせることが出来ます!
最後に
情報商材を販売し稼ぐためのビジネスモデルは、一旦覚えてしまえばシンプルなものです。ただ、情報商材と情報教材の違いを正しく知っておかなければ、「良い商品」を作ることが出来ませんし、それに関連する「集客メディア」や「メルマガ」を立ち上げる際にもイメージが湧かず困ることになります。
情報商材ビジネスは、冒頭でもお伝えした通り完全に仕組み化が可能で、なおかつ仕入れ費用や在庫リスクもありません。それゆえに、初心者の方や副業で取り組まれる方でも、誰にでも大きく稼ぐチャンスをもたらしてくれるビジネスだと言えます。
情報商材ビジネスを始めようと思ってもどうすれば良いか分からなかったり、何から始めたら良いか分からず手が止まってしまったりする場合には、本記事を参考にしてぜひ情報商材ビジネスを開始して頂けたらと思います。
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