- 仕組み
- お金
私もそうでしたが、収入を上げるために資格を取ったり仕事を増やしたり、転職を考えたりしてみても、結局は「あなたの時間」を使ってお金を稼ぐことに変わりありません。これでは、収入を増やそうとすればするほど、逆に自由な時間は減っていってしまうというジレンマに陥ってしまいます。しかし、上記2つを働かせることに成功すれば、あなたが働かずとも、あなたの時間を使わずとも、お金や仕組みが勝手にお金を稼いでくれる状況をつくり出すことが出来るのです。
私も2008年頃に『金持ち父さん貧乏父さん』の著書に出会ったことで収入と自由な時間を両立させる働き方を知り、今では実際に自由な時間と多くの収入を手に入れることが出来ました。というわけで、今回はそんな私から、あなたが収入と自由な時間のジレンマから抜け出し、時間もあるお金持ちになるための『金持ち父さん貧乏父さん』の教えについてご紹介いたします。
1.金持ち父さん貧乏父さんの書籍で本当に学ぶべきは収入を増やしつつ自由な時間も増やす方法
『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、ロバートキヨサキが「不動産投資」や「マルチレベルマーケティング/MLM(ネットワークビジネス)」の2つを推奨している部分があるので、この2つの業種に携わっていらっしゃる方や、単純にMLMの勧誘を受けたことがあるという方はよくご存知かと思います。
ただそれゆえに、本書の内容が「投資のススメ」や「MLMのススメ」のように受け取られてしまっていることも多くとても残念に思っています。というのも、あの著書から真に学ぶべきは「お金のリテラシーについて」だからです。お金のリテラシーというのは、具体的には以下の2点です。
収入を増やしながらも、同時に自由な時間を増やす稼ぎ方(不労所得を構築すること)
稼いだお金を「使う」ことで、減るどころかむしろさらなるお金を生んでくれる「資産」に変えていくための使い方
それぞれ詳しくご紹介していきます。
1-1.収入を増やしながら自由な時間も増やすには「仕組み」or「お金」を働かせること
『金持ち父さん貧乏父さん』の中で語られているお金持ちのお金の稼ぎ方は、収入を増やしつつも、それと同時に自由な時間も増やす稼ぎ方です。これを実現するためには「不労所得」を得ていく必要があり、そのためには自分が働くのではなく、以下の2つのどちらか、もしくは両方に働いてもらわなければいけません。
- 仕組み
- お金
自分を働かせている限り、働けば働くほど時間は無くなっていきますが、「仕組み」や「お金」はどれだけ働かせたところで自分の時間が無くなるわけではありません。たとえ自分は旅行に行っていたとしても、仕組みやお金がせっせと働いて、あなたの懐に収入をもたらしてくれるというわけです。
「仕組みを働かせる」「お金を働かせる」とは、具体的には以下のようなことです。
「仕組みを働かせる」とは?
- 会社という組織を作り、そこに人員を配置し、社長が働かなくとも自動で利益を上げられるようにすること
- ウェブサイトを作成し、そこに広告を貼ることで、集客から販売まで全てが自動でおこなわれるようにすること
- ブログを作成し、そこにメルマガフォームを置いておくことで自動で集客が出来るようにし、さらに自動配信のメールでセールスが行われるようにすること
etc…
「お金を働かせる」とは?
- 賃貸用の不動産を購入し、家賃収入を得るようにすること
- 自宅を購入する際、土地の一部を駐車場や住宅として貸せるように作り、そこから家賃収入を得られるようにすること
- 株、外貨、暗号通貨(仮想通過)の取引をおこない資産を増やすこと
etc…
ただし、「お金」を働かせて稼ぐ方法はリスクも高く資本力もそれなりに必要です。ゆえに、当サイトでは、まずは着実に「仕組み」を作り、それを働かせることで資本力もつけていく。というステップで取り組んでいくことを推奨しています。
1-2.稼いだお金を増やし続けるためには「資産」を買い「負債」を買わないようにすること
『金持ち父さん貧乏父さん』の中で語られているお金持ちのお金の使い方は、とにかく「負債」となるものを買わず、「資産」となるものを買う。ということです。本書での「負債」と「資産」の定義はこうです。
- 負債 … あなたのポケットからお金を奪っていくもの
- 資産 … あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
要は、金持ち父さんの言う「資産」とは、あくまであなたに定期的な収入(キャッシュフロー)をもたらすものであるということです。つまり、賃貸用に購入したアパートは資産ですし、乗らない間は人に貸すようにしている自家用車なども資産と呼べます。
しかし、一般的に「資産」とされている自分が住むためだけの住宅や、自分でしか乗らない車は、たとえ売却すればお金がすべて戻ってくるとしても全て負債と考えてしまいましょう。ということです。
なぜなら、本書が伝えようとしているのは、今ある資産をキープする方法ではなく、より多くの不労的なキャッシュフローを構築しお金持ちになる方法だからです。
資産にあたるものの例
- 賃貸用に購入したアパート
- 賃貸用につくった駐車場
- 自分で構築したビジネスの仕組み
- 知的財産の著作権(楽曲や著書など)
- 特許
etc…
負債にあたるものの例
- 自分が住むための住宅
- 自分が乗るための車
- 自分が身につけるための宝石類
etc…
もちろん、資産のみを購入し続けていく人生でなきゃいけないわけではなく、欲しいものや、行きたかった旅行や、やりたかったことにお金を使うことも大事です。ただしそういった「消費」と呼ばれるものに対しては、資産を構築or購入した後で、その資産から発生したキャッシュフローから支払うようにすることが重要です。
自己所有の土地に住宅や駐車場をつくる場合には、全てを自分用にするのではなく、一部は賃貸用に貸せるつくりにしておくことが重要です。そうすれば、そこからの賃貸収入でローンを支払うことが出来、結果的に持ち出しをかなり減らすことが出来るからです。
1-3.まずは「仕組み構築」から始めよう
収入を上げながら、自由な時間も増やすためには、まずは「お金」ではなく「仕組み」を働かせるために動いていきましょう。と言うのも、「仕組みを働かせる」というのは、要はビジネスをやるということであり、「お金を働かせる」というのは投資をするということですが、投資で着実にキャッシュフローを作っていくというのはビジネスをやるのに比べて圧倒的に難易度が高くなるからです。
投資というのは結果が出るまで“ただ稼げない”だけでなく、日々試行錯誤する中でも絶えずマイナスを被っていくことになりますから、精神的にも経済的にも想像以上に苦しむ可能性が高いです。
しかし、ビジネスの構築であれば、日々の試行錯誤でマイナスが増えることはありません。特に、当ブログでもご紹介しているインターネットを活用したビジネスであれば、年間1万円程度で開始することも出来ます。
ゆえに、あなたが着実・確実に行きたいのであれば、まずはお金を働かせる道ではなく、仕組みを働かせるために、仕組み構築にお金と時間を使っていくべきです。そして、ビジネスからキャッシュフローが生まれるようになったら、そこでお金を働かせることを考えていきましょう。
1-4.時間も労力も、目の前の現金を稼ぐためでなく「仕組みを作るため」に使うこと
「仕組みを構築しよう!」言うと、「結局は働かなくてはいけなくなるのか」と思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、ここで重要なのは、仕組みを構築するためにおこなう労働は、目の前の現金を手に入れるために働くのではなく、あくまで「仕組みを作るために働くのだ」ということです。つまり、以下のようになります。
OK○ ⇒ 自分の代わりに現金を稼ぎ出してくれる仕組みを作るために働く
もちろん、仕組みを完成させるまでの間、まったく稼がないわけにはいきませんが、それがサラリーマンをやりながら副業で取り組むとなったら話は別です。サラリーマンは、ひとまず「お給料」が定期的に供給されてくる状態を保てるので、とにかく仕組み作りに全精力を注げばOKです。もちろん、収入を増やすためにアルバイトや転職の選択をするのは、あなたの時間を削るだけなのでNGです。
2.不動産やMLM以外に沢山存在する不労所得をつくれるビジネス。最もおすすめはアフィリエイト
本書の中では、不動産投資やMLM(マルチレベルマーケティング/要はネットワークビジネス)が推奨されていますが、この2つ以外にも不労所得をつくれるビジネスは沢山あります。その中で最もおすすめなのは「アフィリエイト」です。
なぜなら、人を雇えばあらゆるビジネスで不労所得化は可能ですが、私はあなたに、サラリーマンを続けながら、リスクを最小限におさえた状態で不労所得の仕組みをつくって頂きたいと考えているからです。その点、アフィリエイトは以下の7つの点で最適です。
副業で不労所得を作るのにアフィリエイトがオススメな理由
- パソコン1台あればOK。1人で取り組めて、不労所得化できる
- 商品を用意する必要がない(仕入れがいらない)
- 商品が売れなくても、すぐに商品を切り替えられる
- 初期費用がほとんどいらない
- 実績のない個人が、すぐにでも大企業と組んで商品を扱うことができる
- すべてがウェブで完結するため、ツールやシステムを社員代わりに働かせることが出来る
- 時間にも曜日にも制限が無いため、好きなペースで取り組むことが出来る
これが、不動産投資となると必ず銀行から借り入れをする必要がありますし、アパート経営は満室に出来なければすぐに月の収支が赤字になります。MLMに関しては、そもそも不労所得化しません。権利収入が得られるのは事実ですが、かなりの規模で広げない限りは下につけたメンバー(ダウン)のサポートやフォローをする必要があるので、絶えずコンサルティングをやっているような状況になってしまいます。
それゆえに、不労所得の仕組みをつくって金持ち父さん流の働き方をしたいならば、アフィリエイトに取り組んでいくのがおすすめです。
「アフィリエイト」とはどんなビジネスなのか。アフィリエイトの詳しいメリットやデメリットなどについてはこちらをご覧ください。
⇒ アフィリエイトとは個人が無在庫で今日から開始できる優秀なビジネス
最後に
『金持ち父さん貧乏父さん』は、私の人生においてターニングポイントとなっている重要な書籍です。元々は、お金持ちになるためには誰よりもがむしゃらに働くことが一番だと信じていたので、おそらくこの書籍に出会えなければ、お金を稼ぎながら自由な時間を手に入れる方法があることに気づくことさえ出来なかったでしょう。
金持ち父さん流の働き方を知ったことによって、アフィリエイトというビジネスに行き着くことが出来たのは、私の人生にとって最も価値のある出会いの1つです。『金持ち父さん貧乏父さん』は、そんな思い入れのある書籍でもあるので、初心に帰るために今でも定期的に読み返している書籍の一冊です。ぜひ、あなたも金持ち父さんの考え方を取り入れて、経済的にも時間的にも自由な本物の成功を手に入れていきましょう!
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