情報商材とは、文字通り「情報」自体が商品として販売されているもので、例えば
- ○○でダイエットする方法
- アフィリエイトの上手な稼ぎ方
- 人前でアガらず話せるようになるスピーチ術
こういったものが、動画・音声・PDF・DVD・CD・バインダー付きルーズリーフ・本などの形式で体系的にまとめられていて、それを見ながら自宅でスキルやノウハウを学び身につけていくことが出来るものになっています。
ただ、世間一般的には携わっている人も少ないですから、その実態の話はなかなか聞くことが出来ませんよね。
誰かに聞けたとしても、大抵の場合はそれ自体が人伝いに聞いた話だったり、勝手な印象による想像話しか聞くことは出来ません。
しかし、私も含め、凡人が天才と同じ結果を出すためには、情報商材は無くてはならないものです。ただし、実際には購入すべきでない情報商材も存在しており、そこの見極めと購入後のスタンスがものすごく重要になってきます。
というわけで、情報教材で実際に収入を伸ばし、情報教材の販売自体もすでに5年以上おこなって生徒さんにも結果を出してもらうことが出来ている私自身が、情報商材の何たるかを解説します。
情報業界の8割以上の人たちは、今日ここでお伝えすることを理解するどころか、知ってさえいません。ゆえに、ここを押さえるだけで、いわゆる「情報弱者」と呼ばれることは一切無くなりますのでぜひご期待ください。
情報商材とは
冒頭でもお伝えしましたが、情報商材とは、以下のようなものを言います。
- ゴルフでスコア100を3ヶ月で切る方法
- 自分だけのメディアを構築し月収30万円稼ぐアフィリエイト手法
- 地蔵を克服し即日ホテルに連れ込めるようになるナンパ術
このような、「方法」や「やり方」を、体系的にまとめた、いわゆる「情報」自体を商品として販売しているものを「情報商材」と言い、購入すると、
などのいずれか、もしくは複数の形式で、ダウンロードしたり、自宅に配達してもらうことで、1人で好きなスタイルで学んでいくことができるものになっています。
ただ、情報商材との比較でよく引き合いに出されるのが、「一般書籍とどう違うの?」ということですが、これには明確な違いがあります。
一般書籍との違いは、具体性・個別性・秘匿性が高いこと
情報商材は、一般書籍と比べて、より具体的な方法や、秘匿性の高い手法や手段が解説されており、なおかつ大抵はメールなどのサポートなどが付いているので、分からないところや上手くいかないことがあった場合には販売者に直接質問して指導を受けることが出来ます。
それぞれの違いを表にすると、以下のような感じですね。
一般的な書籍の場合は、数が売れなければ赤字になります。しかし赤字では出版社が困るので、基本的には一般向けの、一般受けする内容のものしか制作・販売されません。
もちろん、内容が具体的であればあるほど、それを求めている人の満足度は強くなりますが、逆に具体的な内容にまでつっこんだ書籍は興味の薄い人には「面倒」という印象が強いため、欲しい人の絶対数は少なくなってしまうのです。
ゆえに、それでは数が売れず、採算が取れなくなってしまうので、結果的に数百円~4,000円程度の一般書籍の場合は、広く浅い、入門書的な内容しか載っていないものになってしまうのです。
しかし情報商材の場合は違います。
「デジタル」という特性上、在庫を抱える必要もありませんし、工場などで生産ラインを整備する必要もないので、少数の人にしか受けないような超具体的な内容のものでも、しっかりと商品化して採算を取ることができるのです。
もちろん、その分、一般書籍に比べれば3万円~30万円ぐらいと少々高価に感じるかもしれませんが、それだけ秘匿性の高いノウハウやハウツーがまとめられているので、それでも安いぐらいに感じるはずです。
ただ、ここで私が言っている「情報商材」とは、正しくは「情報教材」と呼びます。
実は、良い情報商材を購入するためには、この「情報商材」と「情報教材」の違いを把握した上で購入することが必須になります。
ここが、業界が長い人でも理解できていない人が多い部分なのですが、「情報商材」と「情報教材」は、実はまったくの別ものなのです。
情報商材の中には、情報「商材」と情報「教材」の2種類がある
多くの人が言っている「情報商材」というものの中には、実は「情報商材」と「情報教材」という大きく違う2種類のものがあります。
情報商材と情報教材の違いは、「情報」を売っているだけなのか、情報に加えて「ノウハウ・ハウツー」を売っているか。です。
具体例を出してみましょう。
情報商材の例
情報商材とは、例えば以下のようなセールストークで販売されています。
こんな感じの情報商材が実際に昔売られていましたが、実際に購入してみると、内容はこんな感じになっていたりしたわけです。
つまり、先の「情報商材」が売っていたものは「試験薬の実験体になると稼げるよ」という、文字通りの「情報」です。
しかし情報教材は違います。
情報教材の例
情報教材は、例えば以下のようなセールストークで販売されます。
これは、購入せずとも、販売ページの時点で「取り組むものはメルマガアフィリエイトというビジネスですよ」と伝えています。そして、その上で「その手順を教えますよ」と言っているわけですね。
つまり、「情報教材」が売っているものは、「情報」ではなく、「目的地まで最短距離で進むためのノウハウ」や「体系化された方法」、「ゴールへの行き方」なのです。
これは文字通り、学校や塾などで国語や数学を理解するために手にとっていた「国語の教材」や「数学の教材」と同じ、「お金儲けのやり方を習得するための教材」なわけですよね。
情報商材と情報教材の見分け方
情報商材と情報教材の見分け方は簡単です。
- 何をやって稼ぐのかが分からないものが情報商材(ビジネスか、投資か、それ以外かすら不明)
- 何をやって稼ぐのかが分かるのが情報教材(メルマガアフィリなのか、せどりなのか、不動産投資なのかetc)
です。
そもそも、「商材」と「教材」という言葉は、辞書で引いてみると意味がまったく違っていますよね。それぞれ、こんな感じになっています。
「商材」とは
商品。売り物。多く、販売者の側からいう語。大辞林 第三版から引用
要は、「商材」とは、販売者目線で「売るために用意されたもの」ということです。
これに対して「教材」は、
「教材」とは
教授、学習の必要に従い用意される材料。教育課程を構成する内容的素材で、教育の具体的目標、学習者の発達や興味の水準、教育内容そのものの系統に応じ選択、編成される。大辞林 第三版から引用
教材は、「学ぶこと・学ばせること」が目的となって作られたものだと書いてありますね。こちらは販売者の目線においてだけではなく、購入者から見ても目的は「学ぶこと」になるわけです。
つまり、「情報商材」と「情報教材」では、持っている目的がまったく違うのです。具体的には以下のような感じですね。
- 商材 … 何か売りたいから、無理やり売れるものを探してそれを商品として扱っている
- 教材 … スキルやノウハウを教えたいから、それを体系的にまとめてパッケージ化している
それゆえに、販売ページでのセールストークは両者でまったく異なっています。
「商材」はどんな方法で稼ぐのか、ということすら明かさずに「情報だけ」を売り物にしています。
対して「教材」は、どんな方法で稼ぐのかを明かした上で、そしてどういう手法かも明かした上で、そのやり方や手順といった「ノウハウ・ハウツー」を売っているというわけです。
というわけで、上記の見分け方で、情報教材と情報商材は簡単に見分けられるので、今後販売ページを見る際には、そのコンテンツがどちらなのか?意識しながら見ていってみましょう。
また、このブログでは、基本的には便宜上、情報教材のことも「情報商材」と書いていますが、この記事内ではせっかくなので情報教材は「情報教材」と、正しく表現をしてお伝えしていきます。
購入時は、自分のビジネスステージと合っているかどうかも確認しよう
商材と教材の見分け方が分かったわけなので、情報コンテンツを購入する際は必ず「情報教材」を購入するようにしましょう。
そして、その上でもう一点重要なことがあります。それは、教材で習得できるスキルはどんなものなのかを販売ページでしっかりと読み込むようにするということです。
なぜなら、教材の中には、今の自分には実践できないような、ビジネスステージが高すぎるノウハウであることもあるからです。
例えば、極端な例を出しますが、こんなことが学べる教材があったらどうでしょうか。
すでにある程度の規模の会社を経営している人にとっては実践可能なノウハウで、10億ものキャッシュを手にすることができる素晴らしいノウハウですが、まだ会社を持ってすらいない状態でこのノウハウを購入しても、絶対に実践できませんよね。
しかし、なぜかそれを理解せずに、購入してしまう人がいるのです。
その状態なのであれば、まずは先に、会社を作るノウハウやお金を稼ぐノウハウを購入し、身につけることから始めなければいけません。
いくらそのノウハウが優秀で、優良な情報教材だったとしても、自身の中に実践できるだけのスキルや基盤や資本が用意されていなければ、今すぐに実践することはかなわなくなってしまうのです。
なので、情報教材を購入する中でも、そのノウハウが今のあなた自身にとって物理的に実践不可能なものでないかどうか?ということは、販売ページをじっくりと読んで理解して買うようにしましょう。
情報教材を購入した後の流れは3パターン
情報教材を購入すると、その後の流れはどんな感じになるのか。どんな感じで学べるのか?ということを疑問に思われている方は多いです。というわけで、次は購入後の流れについても押さえておきましょう。
情報教材購入後のパターンは大きく分けて3パターンあります。
- 会員サイトのURLとログイン情報が渡され、そこから教材をダウンロードするもの
- 会員サイトなどは無く、メールのみでダウンロードURLが五月雨式に送られてくるもの
- 会員サイトとメールの副業で送られてくるもの
基本的にはこの3つの内のいずれかの方法で教材が配布されます。
私自身、この全ての方法で提供している教材があるので、具体的にどんな感じかお見せします。
1.会員サイトで配布されるパターン
上記が実際の会員サイトのキャプチャー画像です。
このパターンの教材を購入すると、決済完了後に上記のような会員サイトのアクセスURLと、ログイン用のIDやパスがあなたのメールアドレス宛に届きます。
そして、その後はいつでもどこからでも、どのデバイスからでもサイトにアクセスし、教材を学んだりダウンロードしたりできるようになります。
2.購入者メーリングリスト内で配布されるパターン
このパターンの教材の場合は、決済完了後に「教材受け取り用のメールアドレス」を聞かれますので、あなたが教材を受信したいメールアドレスを登録します。
すると、そのメールアドレス宛に、1本目の教材から順番に音声や動画やPDF教材が送られてくるようになるというわけですね。
ちなみに上記の教材の場合、画像のようなメールが30日間届き、そのそれぞれのメールの中で1日1本づつ音声教材を順番にお届けしていく感じになっています。(メール内のURLをクリックすると、音声教材1本がダウンロードされるようになっています。)
3.会員サイトと購入者メーリングの複合で配布されるパターン
複合型のパターンの場合は、受講用に登録したメールアドレス宛に毎日1本以上のメールが届き、その中で、動画を見て学んで欲しい時には上記画像のように会員サイトのコンテンツにリンクで誘導して学んでもらいます。
そしてこれに加えて、下記のような、動画を使わない指導用のメールも複数配信されていくような、そういうスタイルですね。
上記の教材の場合、動画が約50本ほどあり、なおかつメールも300通近く配信しているので、だいたい動画コンテンツによる学び(直接的なノウハウハウツー)と、その他の指導メールが「1:5」くらいの割合であるイメージですね。
情報教材購入後の「バックエンドオファー」は、投資可能資金と必要かどうかで判断しよう
情報教材を購入すると、決済完了画面や1通目のメール内で、「バックエンドオファー」というものが提示されることがあります。(無い場合もあります)
バックエンドオファーとは、購入者限定で購入したり参加したりすることが出来る、より秘匿性が高かったり、よりお得な内容になっているノウハウやサービスの案内のことです。
情報教材のバックエンドオファーでよくあるのは、20万円のスクールや塾に参加したあとで、その参加者さん限定で、販売者の直接指導を受けてより効率よく受けられるコースが50万円で販売されたり。といった感じですね。(もちろん商品によってバックエンドの内容は様々です!バックエンドオファーを受ける機会があった場合には、その内容にも注目してみてください)
一般的なお店で例を挙げるならば、例えばエステでお腹回りの20万円コースに入会したら、今だけそこにもう10万円プラスするだけ(50%OFF)で足まわりのエステまで出来るコースに入会できますが、どうしますか?という案内をもらったりするのがそれですね。
こういうものが、マーケティング用語で言う「バックエンドオファー」と呼ばれるものです。
バックエンドオファーは基本的に、より価値の高いものが手に入ったり、お得なサービスになっていますので、ご自身の財布(自己投資可能な予算がどれくらいあるか)と相談した上で、なおかつご自身にとって必要な内容になっているのであれば購入してみると良いです。
情報教材で本当に結果が出せるのか
情報商材には詐欺が多いことは分かったけど、情報教材なら本当に結果が出せるの?と、疑問に思われている方は多いと思います。
もちろん、実践者がどれだけ真剣に取り組めるか?継続できるか?ということが最も大事な要素にはなりますが、教材通りに正しく実践をすれば、必ず結果を出せるのが情報教材です。
20万円の塾で学び1,000倍以上稼げるように
事実、私もメルマガの手法を2011年頃に20万円ほどの塾で学び、そのおかげで稼げるようになりました。
そこから7年間実践し続けているので、今ではもう当時のその塾で学んだ手法とはまったく違う取り組み方に変化していますが、やはりあの時あの塾に出会えていなければ、今の私は無いと思いますし、ここまで大きく伸びることは無かったと思います。
なので、ぜひあなたにも情報教材との良い付き合い方をして欲しいなと思うわけですが、そのためには情報教材を購入する際に見ておかなければいけないポイントについて、知って頂く必要があります。
情報商材(教材)を買って結果を出すための3つのポイント
1.どういうレベルの人向きに作られた教材なのかを理解しよう
情報教材を購入する場合、それがどういうレベルの人向きに作られたものなのかを理解して購入するようにしましょう。
基本的に、教材には大きく分けて3つのものがあります。
- 何も知らない初心者が最初の一歩を踏み出し、稼げるようになるまでのノウハウや手順をまとめた、オールインワン教材
- すでに①を学んだ人のための、特定のスキルをアップするための、スキルアップ教材
- すでに①を学び結果が出てきている人のための、ステージアップ教材
初心者の場合、まずは必ず①から始める必要があります。
ゴルフで例えるなら、
- 1の教材 … ゴルフのルールや始め方、道具の選び方から始まり、実際にスコアが100を切るまでのノウハウや手順
- 2の教材 … まっすぐ遠くまで飛ばすためのスイングに特化したノウハウ
- 3の教材 … スコア100を切った人が、80を切るためのノウハウ
という感じになので、これも初心者ならば必ず①から。という理由が分かりますよね。
逆にすでにある程度ゴルフをやっている場合であれば、条件があえば②や③の教材を購入することでより上達することが出来るわけです。もちろん、①のノウハウも人によって様々なものがあるわけなので、あまり上手く100を切れていないのであれば、色々と見てみることで結果を出しやすくなります。
ともあれ、教材を購入する際には、その教材が上記の3つの内のどれに当てはまっている教材なのか?を意識して、あなたに必要なレベルの教材を購入するようにしていきましょう。
2.販売者と価値観が合っているのか見極めよう
これもものすごく重要なことです。
いくら良い教材でも、あなたと販売者の価値観が合っていなければ結果を出すのは難しくなりますし、結果を出せたとしても、理想の結果ではない可能性が高くなります。
例えば、以下の2つの価値観の販売者がいた場合。得られる収入は同じですが、稼ぎ方は大きく異なってきます。
- 他者のサービスを利用して、素早く月収30万円稼ぐアフィリエイトの手法を教えます
- 他者の力に頼らず、地道にスキルを伸ばして独力のみで月収30万円稼ぐアフィリエイトの手法を教えます
分かりやすいように極端に書きましたが。
前者は、SNSなどを使う代わりに素早く結果を出すことができるかもしれませんが、流行りのSNSが移り変わるごとに収入は0になり、何度も何度も1からビジネスをスタートしなければいけない稼ぎ方。
後者は、自身でブログを開設する分、結果を出すまでの期間や努力は多く要することになるかもしれませんが、一度起動に乗ってしまえば常に安定した収入が得られるようになり、次のビジネスにも着手しやすい環境も手に入る稼ぎ方です。
同じ「月収30万円」という結果が得られるわけですが、この両者の価値観は大きく異なっていますよね。
これは、どちらが良いとか悪いか、という話ではなく。購入者と販売者の価値観が、こういう部分で同じでなければいけないということです。
例えば私の価値観は断然、「後者」ですが、もしそんな私の教材を、前者の価値観を持った人が買ってしまうと、「こんなノウハウやってられるかー別にスキルなんか伸ばさなくて良いから手っ取り早く稼がせてくれ」となってしまうわけですね。
というわけで、その教材の販売者の価値観があなたと似ているか、まったく違っているのか。こういう部分も見ていくようにしましょう。
3.「俺は社長なんだ」という意識を忘れずに
これは、購入する時以上に、実践を続ける中で重要となる姿勢の話でもありますが。情報教材を購入するということは、その日から「お客さんになる」のではなく。「1人の社長になる」ということです。
「お客さん」とは、サービス提供者からサービスを受ける側であり、基本的には受動的な態度でいれば事が済む場合が多いです。
しかし「社長」は受動的な態度でビジネスに臨んではいけませんよね。常にビジネスに対して能動的に思考し、行動していくことが求められるわけです。
もちろん、教材の購入者は事実販売者にとっての「お客さん」ではありますが、「俺はお客さんだ」という認識でいると絶対に稼ぐことは出来ません。なぜなら、あなたのお財布にお金をもたらしてくれるのは、あくまで自分自身であり、販売者ではないからです。
ここの認識が腑に落ちると、情報教材を実践する上での行動が大きく変わります。情報教材を購入する際は、「俺もお客さんになるぞ」ではなく、「俺も1人の社長として、このビジネスに飛び込んでやる!」という意識を持って購入するようにしましょう。
そうすれば、ノウハウの習得も断然早くなりますし、実践に対して言い訳をしなくなります。当然これにより飛躍的に結果を出せる確率は高まりますので、ぜひ覚えておいて頂きたいと思います。
まとめ
情報商材とは一体どんなものなのかが、だいぶイメージできるようになったのではないでしょうか。
もちろん、実際に購入したり学んでみるまでは、具体的にイメージできない部分が必ずあると思います。しかし、上記で読み取れた部分を知っておくだけでも、今後情報教材との付き合い方や、学び方が圧倒的に上手になります。
アフィリエイトで稼ぐ上で、情報教材は避けては通れないものなので、ぜひ少しでも良い付き合い方が出来るように、今回お伝えしたことを覚えておいて頂ければと思います。
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